タンスを処分したい!基本の方法8選と知っておきたい注意点まとめ

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タンスを処分したい!基本の方法8選と知っておきたい注意点まとめ

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2024/04/05 タンスを処分したい!基本の方法8選と知っておきたい注意点まとめ

「タンスを処分したいけれど、作業がなかなか進まない」、そんな声をお聞きすることがあります。
タンスは、家具のなかでも一段と、処分しにくいもののようです。お客様のお話を聞いていると、タンスの処分が進まない理由が見えてきました。

 

<タンスの処分に困る理由>
・重くて運び出せない
・丈夫で簡単に解体できない
・いつものゴミ(自治体のゴミ)に出しにくい
・そもそも、どうやって捨てれば良いかわからない
・タンスに思い入れがあり、処分をためらう
・業者に頼むと高額になりそうで心配
・タンスが2階にあり、下ろせない

 

どれも、「確かに!」とうなずける理由ばかりではないでしょうか。

 

今回の記事では、上記のような“タンスの処分に困る方の気持ち”にも寄り添いながら、処分を進められる方法を紹介します。

 

タンスなどの大型家具は、処分を思い立った日が片づけどき。記事を参考に、ご自分に合った処分方法を見つけてくださいね。

 

タンスの処分方法・基本の8つ

タンスを処分する方法は、8つあります。8つの方法と、それぞれのメリットや注意点、必要な場合は費用面も含め、詳しく解説します。

 

(1) 自治体のゴミ収集に出す

タンスは、自治体のゴミ収集に出せます。自治体のゴミなら、無料もしくは安価に処分が可能。まずは自治体のゴミに出せないか、検討してみましょう。

 

粗大ごみとして出す

タンスをそのままの形で処分したい場合は、基本的に粗大ごみとなります。粗大ごみの収集方法は、次の2つです。

 

・自治体が自宅前や指定の収集場所まで回収に来る「戸別回収」
・清掃センターに自分で持ち込む「持ち込み処分」

 

戸別回収は日時や場所が決まっています。事前に確認しましょう。自分の都合に合わせて処分したい場合は、清掃センターへの持ち込みがおすすめです。ただし、どちらの方法も、回収場所までは自分たちで運ばなければなりません。

 

また、戸別回収・持ち込み処分のいずれも、指定の処分手数料がかかります。たとえば、山口県柳井市・岩国市でのタンス処分手数料は、幅1m未満で500円・幅1m以上は1,000円となっています。

 

●粗大ごみ料金表(戸別収集) – ごみ・リサイクル – 柳井市ホームページ
岩国市粗大ごみ収集処理手数料一覧 – 岩国市

 

解体して可燃ごみとして出す

タンスが大きく、回収場所までの持ち込みが大変な場合は、解体して可燃ごみに出す方法もあります。多くの自治体では、小さなサイズの木を可燃ごみとして出して良いとされています。

 

<柳井市>
厚み10cm以内で指定袋に入る大きさまでの木は、可燃ごみ
※ 指定袋に入りきらない大きさの場合、粗大ごみ扱い

 

<岩国市>
指定袋に入る大きさなら、可燃ごみ
※ 指定袋に入りきらない大きさの場合、粗大ごみ扱い

 

●ごみの分け方・出し方ガイドブック|柳井市
焼却ごみの出し方|岩国市

 

ただし、タンスはとても頑丈です。使われている板の密度も高く、ノコギリでもなかなか切れません。かなり、体力と根気のいる作業になると覚悟して始めたほうが良いです。
また、解体中のタンスを置く場所や、解体にともなう騒音にも配慮が必要です。

 

記事の後半で、タンスの解体方法を具体的に解説しています。もし心配な方は、解体せずに処分できる方法を模索してください。

 

 

★注意★
ゴミの収集ルールは、自治体ごとに異なります。まずは、お住まいの地域のルールを確認してください。

 

 

 

(2) 不用品回収業者に処分を依頼する

不用品回収業者は、自治体のゴミ収集では対応できない部分を担うサービスです。あらゆる品の回収・処分が可能な上、自宅まで来てくれる点も心強いポイント。もちろん、回収スケジュールも、都合に合わせられます。

 

不用品回収業者は、家から運び出すところからお願いできるサービスがほとんどです。「2階から下ろせない」「重くて動かせない」といった“困った”タンスも、慣れた手つきで手早く回収します。

 

また、不用品なら何でも持っていってくれる利点も見逃せません。タンスと同時にタンスの中身の処分を依頼してもOK。タンス以外の家具や家電品、マットレス、ソファ、自転車まで引き取ります。

 

記事の後半で、信頼できる不用品回収業者の探し方を解説しています。あわせてご覧ください。

 

★山口県の不用品回収なら、便利屋smile243へ!
便利屋smile243は、山口県柳井市・岩国市を中心に活動する、便利屋サービスです。タンス1棹(さお)の処分から、害虫駆除や庭木の手入れ、生前整理・遺品整理のお手伝いまで、何でも承ります!

 

(3) リサイクルショップに出す

まだ使えそうなタンス、アンティークで価値があるタンス、伝統工芸品に指定されている桐タンス(※)などは、リサイクルショップに出しても良いでしょう。店頭に並び、次に使ってくれる人と縁がつながれば、それは嬉しいこと。

 

リサイクルショップのメリットは、タンスを自宅から手放せる点です。査定され、買取が決まれば、タンスはリサイクルショップが引き取ります。自宅に置いておく必要はありません。この点が、後述するフリマアプリやオークションとの違いです。

 

ただし、リサイクルショップまでは自力で運ぶ必要があります。自宅からリサイクルショップまでの運搬が難しい場合は、買取業者の利用がおすすめです。

 

また、リサイクルショップには、すべての品が売れるわけではない点にも注意が必要です。せっかく持っていっても、査定の結果次第では買い取ってもらえないケースもあります。

 

 

※豆知識:伝統工芸品指定の桐タンス5種
経済産業大臣から伝統工芸品に指定されている、高品質な桐のタンスは次の5種類です。

 

・春日部桐箪笥(埼玉県)
・加茂桐箪笥(新潟県)
・紀州箪笥(和歌山県)
・名古屋桐箪笥(愛知県)
・大阪泉州桐箪笥(大阪府)

 

ただ、どの産地も生産は縮小傾向にあります。質の良いものはこれから価値が高まり、

思わぬ高値で買い取ってもらえるかもしれませんね。

 

 

(4) 買取業者を利用する

買取業者とは、査定士が自宅を訪問し、不用品を査定・買取するサービスです。不用品を提供すればその場で査定と買取手続きが完了し、すぐに現金化。査定した不用品は、業者が搬出・運搬します。

 

重いタンスを持ち出したり、指定の場所まで運んだりする労力がかからないのは、買取業者の大きなメリットでしょう。タンスと同時に、貴金属やブランド品なども買取も可能です。

 

ただ、査定業者を家に上げなければならない点には、注意したほうが良さそうです。売るつもりがないものまで勝手に査定し始める、質の良くない査定業者もいるといいます。

また、「家まで来てもらったから」という心理から、断りにくくなると話す人もいます。査定額やサービスに納得できない場合は、遠慮なく断るようにしましょう。

 

(5) フリマアプリ・オークションサイトに出品する

タンスを置いておく場所があるなら、フリマアプリ・オークションサイトを利用するという方法もあります。
人気があるタンスやブランド品のタンスなどは、期待以上の高値で売れる可能性も秘めています。

 

知名度が高く、多くの人が利用する代表的なサービスは、次のとおりです。

 

<フリマアプリ> メルカリ
楽天ラクマ
Yahoo!フリマ
<オークションサイト> Yahoo!オークション
モバオク
eBay

 

ただし、フリマアプリやオークションに出品しても、かならず売れるとは限りません。いつまでも買い手がつかず、結局タンスを処分できないままになる可能性もあります。

 

また、買い手がついても、商品の梱包と発送に、また一苦労。送料もそれなりにかかります。ヤマト運輸の「らくらく家財宅急便」や、メルカリの「たのメル便」など、梱包からお任せできる有料サービスを利用したほうが良いかもしれません。

 

(6) 親戚や友人・知人に譲る

サイズや好みが合えば、タンスを親戚や友人・知人に譲るのも良い方法です。キレイに掃除して譲れば、タンスに新しい生活を与えられます。質の良いタンスや状態の良いタンスは、きっと喜んでもらえるでしょう。

 

ただ、婚礼タンスの譲渡は至難です。「結婚」「嫁入り道具」のイメージがつきまとうためです。また、婚礼タンスは洋服箪笥・和箪笥・整理箪笥の3点セットになっていることが多いもの。近年はクローゼットを備える住宅も多く、必要性も下がっているといいます。

 

「他人に譲りたいが、引き取り手が見つからない」といった場合は、個人間の譲渡を媒介するサービスを利用してみましょう。代表例は「ジモティー」です。登録料・手数料など一切不要で、地域にいるもらいたい人を募集できます。

 

(7) 引っ越し業者に処分を依頼する

引っ越し業者にタンスの処分を依頼する、という方法もあります。ただし、引っ越しに伴ってタンスを処分したいときに限ります。

 

引っ越し業者のなかには、引っ越しにともなって出た不用品の処分を受け付けるところがあります。状態や質の良い品は買い取ってもらえる場合もあります。

 

不用品の処分や買取の対応は、業者・地域によって異なります。また、品目によっては対応不可能な場合もあるようです。

予約制・有料とする業者が多いので、あらかじめ確認しておきましょう。

 

(8) 新品購入なら、購入店舗の引き取りサービスを利用する

新しいタンスを購入したため、古いタンスを処分したい方は、新品を購入した店舗で引き取りサービスを行っていないか問い合わせてみましょう。店舗によっては、古いタンスの引き取りに対応しているところもあります。

 

家具・インテリア販売大手の「ニトリ」は、4,400円で家具の引き取りに対応。条件は、次のとおりです。

 

・購入した商品を、ニトリ配送で届けた場合のみ
・購入商品と同容量/同数量の家具のみ
・他社製品、購入商品と異なる種類の家具も対応可能
・不要家具の引取のみは対応不可

 

SDGs(Sustainable Development Goals・持続可能な開発目標)の考え方が浸透するにつれて、古くなった品を引き取り、再生させる企業の取り組みも広がりを見せています。購入店が古い品の引き取りサービスを行っていれば、利用してみてはいかがでしょうか。

 

【自治体のゴミに出したい】処分前のタンスを解体する方法

ここからは、タンスの処分時に役立つコツを解説していきます。まずは、自治体の可燃ゴミに出すために、タンスを解体するやり方から見てみましょう。

 

タンスを解体するために揃えたい道具は、次の6つです。

 

・軍手
・ブルーシート、ビニールシート
・かなづち
・バール
・ドライバー
・のこぎり

 

安定した場所にブルーシートやビニールシートを広げ、その上にタンスを置きます。床を傷つけないよう、屋外での作業がおすすめ。

 

まず、タンスについている金具を外します。蝶番(ちょうつがい)は、本体と固定されている釘やねじを外すと、外れます。蝶番の隙間にバールを入れ、引き抜いてください。

 

金属部分がすべて外せたら、板を外しましょう。最後に板を、可燃ごみに出せるサイズに切断して完了です。

 

頑丈なタンスの解体は、力と根気がいる作業です。暑い日や直射日光を避け、体調と怪我に注意しながら進めてください。また、かなりの音が出る場合もあります。近隣の迷惑にならないよう、作業の時間帯にも留意します。

 

【婚礼タンスを処分したい】思い入れを断ち切る方法

婚礼タンスは、女性がお嫁に行く際に持参したタンス。お嫁さんの実家が用意するのが一般的です。そして、単なる「収納家具」という以上の意味が込められています。

 

-娘が嫁ぎ先で恥ずかしい思いをしないように
-いただいた結納金のお返しの意味をこめて
-嫁ぐ娘に、親としてせめてできることを……

 

実の親の思いがこもった婚礼タンスは、そう簡単に「処分しよう」と割り切れるものではないかもしれません。かといって、罪悪感を持ったまま処分しては、タンスも浮かばれないでしょう。

婚礼タンスを処分する際は、気持ちを整理する“儀式”を行ってみてください。儀式の内容は、自由です。自分の気持ちが整理できればOK!

 

たとえば、次のアイデアはいかがでしょうか。

 

・写真におさめる
・買ってくれた人(親)への思いを手紙にしたためる
・結婚からこれまでを振り返る
・婚礼タンスの好きな点を書き出す など

 

不思議と気持ちが落ち着き、処分を前向きに考えられるようになるはずです。気持ちが整ったら、処分を進めましょう。とはいえ、解体し可燃ごみ…というのも、気が引ける方法です。不用品回収業者に依頼し、自宅から運び出してもらう処分がおすすめ。発つトラックが見えなくなるまで、見送ることもできます。

 

【不用品回収業者を探したい】良心的な業者を探す方法

「高額請求」「悪徳業者」、そんなワードが気になって不用品回収業者の利用をためらう方もいるようです。信頼できる、良心的な不用品回収業者は、どうすれば見つかるのでしょうか。

 

まず、地域に密着した業者かどうかもチェックします。遠方の業者は、出張料や運搬料を請求する場合があるためです。
また、地域に密着した業者は「地域の方からの評判」を大切にするため、あくどい商売はしません。

 

申し込む前には見積もりを確実にとりましょう。請求予定の内容が明瞭か、金額は妥当かしっかり確認してください。

 

この3点を押さえれば、悪徳不用品回収業者にだまされることはなくなります。

 

タンスの処分がチャンス!生前整理もおすすめ

タンスといった大きな家具の処分には、思い切りや決断が必要です。きっと、何か理由があって処分しようと思われたのではありませんか?

 

「家のなかをスッキリさせたい」「使っていないものを手放して身軽になりたい」、そんな気持ちになっているのではないでしょうか。これからの人生を前向きに生きるスタート地点としてのタンス処分なら、その気持ちのまま生前を進めてみましょう。

 

生前整理とは、自分が元気なうちに身の回りを整理しておくこと。不用品の片付けや大切な情報の整理を通し、これからの人生への思いを新たにする作業です。
すっかり忘れていた大切なことや、やりたかった趣味を思い出すきっかけにもなり、今後の人生が充実すること間違いなしでしょう。

 

生前整理の進め方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

生前整理の完全ガイド|始め方・進め方から便利なサービス・ツールまで紹介
便利屋直伝!生前整理が完了する進め方を「もの・情報・財産」別に紹介します

 

まとめ

タンスは、家具のなかでもトップクラスに処分しにくいものではないでしょうか。大きさも重さもあり、とても一人では運べません。タンスそのものの処分に加えて、引き出しのなかにしまわれた洋服や着物をどうしようかという問題もつきまといます。

 

タンスは自治体のゴミ収集にも出せますが、解体や収集場所までの運搬が一苦労。リサイクルショップやオークションなどで売れるのも、ごく限られた一部だという話もあります。

 

タンスの処分は、不用品回収業者への依頼が手軽でおすすめです。搬出からお願いでき、依頼者の手を煩わせることもありません。

山口県柳井市・岩国市のタンス処分なら、便利屋smile243にご相談ください。明瞭会計・丁寧な作業でリピートご利用の多い便利屋です。24時間365日、年中無休で処分に駆けつけます。

 

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