剪定で出た枝は、どうするべき?処分方法とリユースアイデアを解説

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剪定で出た枝は、どうするべき?処分方法とリユースアイデアを解説

お役立ちコラム

2024/07/10 剪定で出た枝は、どうするべき?処分方法とリユースアイデアを解説

剪定を済ませ、庭木がスッキリした!
ただ、足元には大量の枝が山積みに…、さて処分はどうしようか。

剪定で出た枝の処分方法は、庭に木がある方なら、一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。

今回は剪定で出た枝を処分する方法や、あると便利な道具を解説します。あわせて、リユース(再利用)できるアイデアもまとめました。

枝の処分まできっちりと終わらせ、お庭全体を美しく仕上げるために、最後までご覧ください。

 

剪定で出た枝の処分方法

剪定で出た枝を、ごみとして処分する方法は3つあります。

少量なら、自治体のごみ収集が手軽でおすすめ。大量に出た場合は、清掃センター等に持ち込むか、不用品回収業者に依頼しましょう。

それぞれの方法のポイントを解説します。

 

【少量向け】自治体のごみとして集積場に出す

剪定で出た枝や葉は、基本的に自治体のごみとして集積場に出せます。ただし、自治体ごとにルールが定められています。下調べをし、ルールにのっとって出しましょう。

 

◎ 剪定の枝を自治体のごみに出す方法(例)
<山口県柳井市>
山口県柳井市では、太さ10センチ程度の枝までなら可燃ごみとして出せます。市指定ごみ袋に入る長さにカットして、袋に入れて集積場に出しましょう。

 

<山口県岩国市>
山口県岩国市では、市指定のごみ袋に入る長さにカットしたものなら、焼却ごみとして出せます。一度に多量出すことは控え、何回かに分けて出してください。

自治体のごみ収集ルールは、ホームページ等で確認できます。

 

【大量向け】清掃センター等に持ち込む

強剪定をしたとき、大きな木を剪定したときなど、大量の枝が出たときは、清掃センター等への持ち込みがおすすめです。かなりの量も一度で処分でき、手間が省けます。

 

◎剪定の枝を清掃センターに持ち込む方法(例)
<山口県柳井市>
柳井市は、南浜にある周東環境衛生組合清掃センターで燃やせるごみの持ち込みを受け付けています。
木材を持ち込む場合は、太さ10センチ以下・長さ3メートル以下にしておきましょう。
ごみの重量に応じて、処分料金がかかります。

 

可燃性粗大ごみ・木くず(平日のみ)

ごみの重さ 5kgごとの単価 具体例
100kg以下 90円 5kg/100円、10kg/200円、50kg/900円、100kg/1800円
100kg超~200kg以下 102円 150kg/3,100円、200kg/4,100円
200kg超~300kg以下 115円 250kg/5,800円、300kg/6,900円
300kg超 127円

350kg/8,900円、400kg/10,200円

引用:ごみ処理施設(周東環境衛生組合清掃センター)|柳井市

 

<山口県岩国市>
岩国市は、日の出町のサンライズクリーンセンターおよび、本郷町の岩国市本郷ごみ処理場で、燃やせるごみの搬入を受け付けています。
持ち込める枝のサイズは、直径25センチ以下・長さ250センチ以下です。

 

なお、10kg(またはその端数ごと)に150円の処理手数料がかかります。

 

【大量向け】不用品回収業者に処分を依頼する

持ち込み処分が難しいほどの量、あるいは手軽に処分したいといった場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。

 

不用品回収業者なら、剪定で出た枝のほかにも、倉庫や物置に眠る不用品もまとめて持っていってくれます。また、ごみに出すために小さくカットしたり、ごみの日まで庭に置いておいたりする必要もありません。

 

不用品回収業者の料金相場は、トラックいっぱいで1〜2万円程度が目安です。ただし、事前に見積もりをとるようにしましょう。

 

剪定で出た枝の処分でやってはいけない方法

剪定で出た枝を、「自然のものだから」と山や河原、空き地などに捨ててはいけません。不法投棄になるおそれがあります。

 

また、自分の土地や畑であっても、焼却処分(野焼き)するのも法律で禁止されています。

 

※ しめ縄やダルマを燃やすどんど焼きは、例外的に認められています

剪定で出た枝は、最後まで責任をもって処分するよう注意しましょう。

 

剪定で出た枝を処分せず、活用するアイデア

剪定で出た枝は、アイデア次第でさまざまな活用法を見い出せます。処分前に検討してみたい、おすすめの再利用方法を6つ紹介します。

 

堆肥にする

剪定で出た枝は、堆肥としてリユースできます。堆肥にする方法は、3つあります。

 

(1) コンポストを使う
コンポストとは、微生物の分解力を利用して有機物を堆肥に変える道具です。設置型やバケツ型、電動型などさまざまな種類があります。
剪定で出た枝を堆肥にするなら、庭に半埋め込みで使う設置型が良いでしょう。蓋をとって内部に枝を入れ、蓋をしておきます。いっぱいになってから2〜3か月熟成させると、堆肥になります。

 

(2) ブルーシートを使う
枝や葉を重ねて地面に置き、適度に水分をかけてから全体をブルーシートで覆います。
分解を進める微生物に酸素がいきわたるよう、1〜2か月に1度程度攪拌(かくはん)しながら置いておきます。
半年〜1年ほどすると、全体が堆肥になります。

 

(3) 土に埋める
地面に穴を掘り、細かく切った枝を投入します。あぶら粕や米ぬかなど、微生物を含む有機肥料を均等に撒きましょう。
その上から水を適量かけ、土を埋め戻しておきます。

 

ウッドチップにする

ウッドチップとは、細かく粉砕された木片です。庭に敷き詰め、土を乾燥から守る役目を果たします。雑草の生育が遅くなる、庭の見た目が整うといったメリットもあります。

 

ウッドチップをつくる専用の機械も市販されています。次の章で紹介しますので、続きをご覧ください。

 

薪にする太めの枝があれば、薪に利用してはいかがでしょうか。暖炉や薪ストーブがあるお宅、キャンプやバーベキューが趣味のお宅におすすめです。

 

薪に再利用する際は、事前に十分乾燥させておく必要があります。適度な長さに切って乾燥させ、翌年以降に利用しましょう。

 

ガーデニングの材料にする

丈夫な枝がたくさんあるときは、ガーデニングの材料として再利用できます。何本か組み合わせ、土留めにしてはいかがでしょうか。花壇の境界がわかる杭にもおすすめです。

 

ただし、そのまま使っては、数年のうちに土に還ってしまうかもしれません。

長く使いたいときはしっかり乾燥させ、防腐剤や防水材を塗布してから使うと良いでしょう。

 

インテリアグッズの材料にする

小ぶりな枝は、インテリアグッズにもおすすめです。

形が良いものはそのまま置くだけでもおしゃれ!何本か組み合わせて、ガラス製のフラワーベースに入れても、存在感のあるインテリアグッズになります。

 

クリスマス定番のリースや、ガーランドなど、アイデア次第で多彩なオブジェになるでしょう。

日光に当て、しっかり乾燥させてからアレンジしてみてください。曲げる工程がある場合は、煮沸すると使いやすくなります。

 

フリマアプリに出品する

庭に木がないものの、「オブジェに使いたい」「インテリアグッズを手作りしたい」と考える人もいます。

そのニーズに応えるため、フリマアプリに出品するという再利用方法も考えられます。

 

小ぶりなものは何本かセットにして、大きめのものは個単位で出してみてください。意外な需要が見つかるかもしれませんよ。

 

剪定で出た枝の処分におすすめの道具

剪定で出た枝を処分する際に、あると便利な道具を3つ紹介します。

 

粉砕機

「ウッドチッパー」「ガーデンシュレッダー」とも呼ばれます。剪定で出た枝を、動力で細かく粉砕する機械です。ウッドチップサイズに加工できるものもあります。

 

機種によって、カット方法が異なります。住宅街など、騒音が心配な場所ならギア式が良いでしょう。粉砕スピードと馬力で選ぶなら、カッター式がおすすめです。ただし、動作音がかなり大きいため、注意が必要です。

 

粉砕機の動力源は、電気とガソリンの2タイプあります。電気式のほうが手軽ですが、大量の枝を一気に処分したいときはガソリン式のほうがパワフルです。また、粉砕できる枝の直径(粉砕径)も機種によって異なります。広い用途に使うなら、最大粉砕径35ミリ以上が便利です。

 

処分したい枝の量や太さに合わせて、選んでみてください。

 

ブロワバキューム

ブロワバキュームは、ブロワー(送風)とバキューム(吸引)が一体になった機械です。屋外用の掃除機、といったところでしょう。

ブロワー機能で細かな枝葉をかき出し、バキューム機能で吸い込みます。吸い込む際に粉砕してくれるため、剪定で出た細かい枝葉の処理に向いています。

ただし、風の力で吸い込めるサイズの枝葉のみ、処理できます。大きな枝の粉砕は、粉砕機を利用してください。

 

ガーデンバッグ

ガーデンバッグとは、角型の丈夫な袋のことです。屋外用につくられており、建築現場や造園作業、農作業などでよく利用されます。畳んで持ち運べ、使うときは広げて自立させられるのがポイント。厚手で頑丈、枝が袋を突き破る心配もありません。

剪定で出た枝の一時置き場として、1枚あると便利です。

 

山口県柳井市・岩国市の剪定なら便利屋smile243にご相談ください

剪定は、出た枝の処分までを考えておく必要があります。思い切って切ってみたものの、予想以上に枝の量があって処分に困った、という例も少なくありません。葉がついた枝はとくに扱いが厄介。また、尖った枝先や切り口がごみ袋を突き破ってしまうこともあります。

 

剪定は作業から後始末まで、業者に任せてみてはいかがでしょうか。

 

便利屋smile243は、山口県柳井市・岩国市を日々駆け回り、さまざまなお困りごとを解消しています。もちろん、剪定も得意領域!お庭の様子に合わせて作業し、枝葉までしっかり片付けます。

 

作業前にはお見積もりをお出しし、作業内容と料金にご納得いただいてからスタート。地元密着型で、明瞭会計と信頼をモットーにしている便利屋smile243に、ぜひご相談ください。

 

まとめ

剪定で出た枝は、自治体のごみとして処分できます。大量の枝は、清掃センターに持ち込むか、不用品回収業者に依頼する方法がおすすめです。

 

また、ガーデニングやインテリア、ウッドチップにとリユースも可能です。枝ぶりや大きさを見て、いろいろと試してみるのも楽しい時間になりそうですね。

 

「枝の処分が面倒」「剪定を手軽に済ませたい」、そんなときは便利屋smile243にお気軽にご相談ください。安心価格と明朗会計で、お庭をパッとキレイにします。お問合せは24時間365日受付中、いつでもお待ちしています。

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