便利屋に騙された！？騙されない秘訣と信頼できるサービスを見つける方法を解説

便利屋に騙された、という事例は、残念ながら存在します。また、騙されるというイメージが先行し、依頼を躊躇する人もいるようです。

 

一方で、誠実な便利屋に出会えれば、良心的な費用で困りごとを解決できるのも確か。「便利屋は騙される」とむやみに拒絶するのではなく、「どうすれば良い便利屋に出会えるか」、と考えてみてはいかがでしょうか。

 

今回は、便利屋関連には、どのようなトラブルが報告されているのか、その実態を紹介します。その上で、間違いのない便利屋を探すコツもまとめました。

誠実に、細やかに対応してくれる便利屋を探すヒントとして、役立ててください。

 

家事・住居関連サービスの相談事例（国民生活センターより）

消費生活全般に関する相談を受け付ける、国民生活センターの公表事例から、実際のトラブルを見てみましょう。

 

※ 国民生活センターの事例区分に「便利屋」というカテゴリーはありません。近いカテゴリーである「家事サービス」「住宅設備・ライフライン」より、紹介します。

 

家事サービスのトラブル事例

家事サービスのカテゴリーに掲載されているトラブル相談から、いくつか紹介します。

 

家事代行サービスで依頼していないサービスを提供され、かえって外壁の補修が必要になった。

 

ハウスクリーニング業者にキッチンと風呂の掃除を依頼したが、ステンレスを傷だらけにされた。

 

自宅兼事務所のエアコンクリーニングを頼んだが、まともな領収書が発行されない。

 

洗濯乾燥機の分解清掃を依頼した後、乾燥機能が故障した。さらに事業者と連絡が取れなくなった。

 

家事サービスの事例は、実際に作業した後にクオリティや対応に不満が残るケースが散見されました。作業に対する請求は来るものの、気持ちよく払えないという消費者心理がみて取れます。

 

住宅設備・ライフラインのトラブル事例

住宅設備・ライフラインのカテゴリーに掲載されているトラブル相談からは、以下のような例が見られました。

 

トイレ修理で高額請求された。

 

スマートメーターの交換工事が必要だと電話がかかってきた。

 

「見積無料・基本料金3,000円〜」とあった業者に蛇口修理の見積もりを依頼したら、出張費を請求された。15分程度の作業で、思いがけず高額な費用を請求された。

 

「電気設備の点検をする」といって業者が訪ねてきた。点検が終了すると「分電盤が汚れているので掃除をしないと壊れる」と勧誘され、高額な清掃料を請求された。

 

住宅設備・ライフライン関連では、「突然訪問してきた業者とのトラブル」が多く紹介されていました。太陽光発電システムや蓄電池に関するトラブルも報告されています。
アポなしで訪問する業者を、軽率に信用しない心がけが大切です。

 

便利屋に騙される要因

家事・住宅関連サービスのトラブル事例を見ていると、要因が「確認不足」「依頼者とサービス提供側の認識の乖離」にあると思われるケースもあります。

 

・見知らぬ業者に、安易に作業を依頼した
・サービスの品質を確かめないまま依頼した
・サービスを詳しく検討していない
・依頼者側が準備すべきことを把握していない

 

「現金払いのみであることを確認しておらず、当日支払えなくて業者とトラブルになった」「ほかに安いプランがあることを後から知った。先に案内してくれないのは不親切」といった相談内容も、実際にあります。

 

もちろん、誤解を招く案内をしたり、明瞭な伝え方をしない業者にも問題はあるでしょう。しかし、次章で紹介するように、便利屋サービス関連には、残念ながら悪質な業者も存在します。

悪質な業者に騙されないよう、依頼側にも自衛策が必要なのかもしれません。

 

悪質な便利屋が存在する理由

便利屋サービスには、遺憾ではありますが悪質な業者もいます。なぜ、悪質業者がはびこるのでしょうか。その理由を解説します。

 

参入障壁の低さ

便利屋サービスは、始めやすい事業です。起業や独立の方法を紹介するサイトでも、「参入しやすい仕事」として紹介されています。

実際、便利屋サービスを始めるために、特別な資格や許可は不要です。（※）

エアコン修理や剪定など、依頼内容の知識とスキルがあれば、誰でも開業できます。

ただ、参入しやすいがゆえに、悪質業者の温床にもなりやすいのです。倫理観やサービス精神に欠ける業者が参入し、市場を食い物にするケースが後を絶ちません。

 

※ 取り扱いサービスによっては、許認可が必要なケースがあります。 たとえば、家庭の廃棄物を回収・処分するには「一般廃棄物処理業の許可」が、家庭から回収した中古品の販売には「古物商の許可」が必要です。 こうしたサービスを依頼する場合は、許可を受けた業者かどうかも確認しましょう。 参考：廃棄物の処分に「無許可」の回収業者を利用しないでください！（チラシ）｜環境省

 

相場のわかりにくさ

便利屋サービスの相場がわかりにくい点も、悪質な業者をのさばらせる原因かもしれません。

 

一般的に、便利屋サービスの料金は「スタッフ数×作業時間」をもとに算出します。ただ、費用がかかる処分品が多かったり、特殊な作業が必要だったりした場合は、費用が加算される場合もあります。

 

…と聞いても、一般の人が「適正価格」を知るのは難しいのではないでしょうか。「この水道修理には5万円かかります」といわれても、そういうものか、と思ってしまうのもやむを得ないこと。

 

しかし、この現状が悪質な業者を助長します。高額請求や不法な請求が後を絶たないのは、相場の見えにくさも一因と考えます。

 

悪質な便利屋に騙されない秘訣

「悪質な便利屋に騙されたくない」とは、誰もが考えることでしょう。騙されないために押さえるべき秘訣は、5つあります。一つずつ詳しく見ていきましょう。

 

はじめて便利屋を利用する人は、インターネットで業者を調べるのではないでしょうか。このとき、地元に密着した業者を選ぶようにしましょう。

 

地元に密着した業者は、地域の人に存在や顔が知られています。地域の人とのつながり（信頼関係）でサービスを成り立たせており、顧客同士が知り合いというケースもよくあります。

利用者の間で一度悪評が立つとうわさが一気に広がるおそれがあるため、不適切な対応はしないのが通常です。

 

地元に密着した業者を見つけるには、次の2点をヒントにしてみてください。

 

(1) 対応可能なエリアが広すぎない（拠点＋隣接市町村程度）
(2) 開業から一定年数以上が経過している

 

事前に見積もりを確認する

相場がわかりにくい便利屋サービスは、正式申し込み前にかならず見積もりをとりましょう。見積もりのチェックポイントは、次の3つです。

 

(1) 作業内容と単価が明確に記載されているか
(2) 不明瞭な項目はないか
(3) 料金は妥当だと感じられる範囲か

 

誠実な便利屋サービスは、利用者から依頼がなくても、現地を訪問して見積もりを出します。「この内容なら〇万円くらいですね」と、口頭で概算を伝えるだけの業者は、避けてください。

 

相場がわからない場合は、複数の便利屋サービスから相見積もりをとり、比較する方法もおすすめです。

 

不明な点は正式な依頼前に解消する

サービス内容や見積もりに不安・不明な点があれば、正式な依頼前に解消しておきましょう。作業開始後のキャンセルや依頼内容の変更は、トラブルにつながるおそれがあります。

 

また、便利屋サービスへのクーリング・オフ適用は、ありません。クーリング・オフを定める特定商取引法では、便利屋サービスの類は対象取引に入らないためです。

また、クーリング・オフは、契約書や約款などで定められた場合に限ります。

あわせて、キャンセルした場合のキャンセル料規定も確認しておきましょう。

 

【豆知識】クーリング・オフとは？ 訪問販売や電話勧誘販売などの契約後に冷静に再考し、一定期間内であれば無条件で申し込みの撤回や契約解除ができる制度です。 クーリング・オフできる期間は、申込書面・契約書面を受け取った日から8日以内（マルチ商法は20日以内）です。 インターネットで申し込んだ取引や通信販売には、クーリング・オフは適用されません。 参照：クーリング・オフをご存じですか｜警視庁

 

担当者の人柄や対応をよく見る

電話や見積もりの際の対応には、会社のカラーや担当者の人柄があらわれるものです。
トラブルにつながった事例では、「申し込みを必要以上に急かされた」「見積もりに説明不足があった」「対応が雑だった」などのコメントも見られました。

担当者とのやりとりを通じ、相手の対応が信頼に足るかどうか、確かめる意識を忘れないようにしましょう。

 

評判・クチコミ・実績を調べる

はじめて依頼する便利屋は、評判やクチコミも調べてみましょう。

 

GoogleMapは、簡単にクチコミを調べられる便利なツールです。地方の小さなサービスにも、多々クチコミが寄せられています。

 

 

あわせて、便利屋サービスのホームページから、実績も見ておきます。お住まいの地域で豊富な実績がある、作業完了後の様子が納得できる品質である便利屋サービスは、信頼して良いでしょう。

 

便利屋smile243の実績を見てみる

 

周りに便利屋サービスを利用した経験がある人がいれば、紹介してもらうのも良い方法です。サービスや対応、費用を確認した上で依頼できるため、悪質業者に騙される心配を軽減できます。

 

万一、便利屋に騙されたときの対処法

どれだけ用心していても、万一は訪れるものです。もし便利屋サービスに騙されてしまったら、どのように対処すれば良いのでしょうか。
よくある3つの事例に分けて、解説します。

 

依頼を遂行してくれない場合

依頼した作業を遂行してくれない場合の対処は、2段階に分かれます。

 

第一段階は、業者に連絡し、作業完了を求めること。同時に、作業が進まない理由も確認します。
「連絡がつかない」「理由が妥当性に欠ける」といった場合は、第二段階の内容証明郵便で作業の遂行を要求してください。

 

内容証明郵便とは、郵便局が差出人と宛先、差し出した日、さらに内容を証明する郵便です。法的な通知や重要書類の発送に使われます。
また、相手に強いメッセージを伝える役割も果たします。

内容証明郵便の出し方にはきまりがあります。取り扱っている郵便局で、確認してみてください。

 

内容証明郵便を送付しても事態が進行しない場合は、法的手段に訴えることになります。少額訴訟・調停などを検討します。

 

勝手に家財を持ち出された場合

遺品整理・生前整理、ハウスクリーニングなどの作業時に、処分対象外の品や大切な品を持っていかれてしまう、というトラブルも報告されています。

勝手に家財を持ち出された場合は、警察に被害届を提出してください。同時に、業者に持ち出した家財の返還を要求します。この要求にも、内容証明郵便を使って記録を残します。

 

連絡がつかない・返還されない場合は、弁護士への相談をおすすめします。

 

不明瞭な料金を請求された場合

ぼったくりともいえる過大な料金や不当な追加請求をされたら、見積もりと差が発生した根拠を業者に確認します。正当な請求でない場合、すぐに支払わず、業者と交渉してみてください。

 

一方的な支払い拒否は、二次的なトラブルにつながるおそれがあります。自分だけで解決が難しいと感じたら、速やかに消費者センターや弁護士に相談し、対応をあおぎましょう。

 

山口県柳井市・岩国市の便利屋サービスなら「便利屋smile243」にご相談ください

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便利屋smile243は、長年地域に密着している便利屋サービスです。リピート利用のお客様が多いことが、何よりの信頼の証。毎年、剪定をご依頼くださるお客様、定期的に駐車場の清掃をご依頼くださるお客様など、地域の方から支持されています。

 

女性スタッフも常駐しており、シニアの方や一人暮らしの方からも「安心して相談できる」と評判。作業前には現地に伺ってお見積り、ご納得いただいてからの作業開始となります。

お問い合わせは24時間365日受付中、まずはお気軽に便利屋サービス243にご相談ください。

 

まとめ

便利屋は、くらしの困りごとを解決するサービスです。住宅内外の、あらゆるお悩みに対応します。

しかし昨今、悪質な業者に騙され、トラブルになるケースも多々報告されています。安心して頼める便利屋サービスを探すには「地域に密着していること」「実績が多いこと」を指標にしてみてください。リピート利用の多い便利屋サービスなら、地域の人からの信頼も厚いと考えられます。

 

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