ユーカリには剪定が必須!コツと最適な時期、健康に育てるポイントを解説

柳井市や岩国市で便利屋をお探しなら24時間営業のsmile243

0820-28-0977

〒742-0111 山口県柳井市日積4217

24時間営業 年中無休

ユーカリには剪定が必須!コツと最適な時期、健康に育てるポイントを解説

お役立ちコラム

2024/12/15 ユーカリには剪定が必須!コツと最適な時期、健康に育てるポイントを解説

丈夫さと涼しげな見た目、可愛らしい葉形で人気の「ユーカリ」。「再生」「新生」などの花言葉を持つ、縁起の良い植物としても知られています。
一方で、旺盛な生育力を持ち、あっという間に大きく成長する一面も持っています。健康維持と大きさ抑制のために、ユーカリには定期的な剪定を実施しましょう。

 

今回は、人気のユーカリに注目し、剪定のコツを解説します。最適な剪定時期や、ユーカリを健康に育てるポイントもまとめました。

ユーカリは、上手に育てると、とても美しい庭木となり、庭の雰囲気を良くする存在となります。最後まで読み、ユーカリを最適なサイズに維持する秘訣を手に入れてください。

 

「ユーカリ」はどのような樹木?

まず、ユーカリとはどのような樹木なのか、特徴を確認しましょう。樹木の特徴を知ると、剪定のコツも押さえやすくなります。

 

ユーカリとは

ユーカリは、オーストラリア原産の樹木です。フトモモ科ユーカリ属の植物を総称して、「ユーカリ」と呼びます。
乾燥や暑さに強く、日本の気候でもしっかりと育ちます。基本的に管理が簡単で、シンボルツリーでも人気。葉には独特の香りがあり、ハーブティーにも活用されます。アロマや化粧品の原料になるものもあります。

 

国内でみられるユーカリ

ユーカリは多種多様な品種がありますが、日本の風土にマッチする種類は多くはありません。国内でよく見られる品種は、おもに4つです。

 

ユーカリ・ポポラス 常緑で、ハート形の葉が人気
グニーユーカリ 耐寒性にすぐれ、日本の冬も越せる
ユーカリ・銀世界 銀色の葉が特徴。香りが爽やか
レモンユーカリ レモンのような香り。葉形は細長い

 

ユーカリを剪定する目的

ユーカリには、定期的な剪定が欠かせません。理由は、2つあります。

 

まず、ユーカリは成長スピードがとても速い樹木だということ。剪定せずに放置すると、1年で1〜2メートルほど伸びる場合があります。大きくなりすぎた庭木は、管理が行き届かなくなるおそれがあります。さらに、樹形も乱れ、せっかくの美しさも半減します。
定期的な剪定は、ユーカリを適切な大きさに保つために、欠かせない作業です。

 

2つ目の理由は、剪定で病気や害虫を防ぐためです。庭木は、枝葉が混み合うと虫がつきやすくなり、風通しの悪さから病気にかかりやすくなります。

 

<豆知識>ユーカリにつきやすい虫
ユーカリは丈夫な樹木ですが、害虫はつきます。ユーカリによく見られる虫は、カイガラムシやアブラムシです。

 

カイガラムシは、葉についた白いポツポツが目印です。樹液を吸って庭木を弱らせてしまうため、ガーデニングの厄介者として知られています。アブラムシは、ユーカリの葉の付け根などに付着します。小さな虫が密集し、見た目が良くありません。

 

剪定では樹木をよく観察し、害虫を早期発見・早期駆除しましょう。

 

ユーカリの剪定の基本

ユーカリの剪定では「摘心(てきしん)」と「透かし剪定」という、2つのやり方があります。

 

ユーカリの「摘心」

摘心は、枝先にある新芽を摘み取り、これ以上大きく育つのを防ぐやり方です。コンパクトに育てたい方は、摘心が必須です。

 

摘心では、まず枝先をよく観察し、新芽を見つけます。新芽があったら、新芽の真下にある葉のすぐ上をカットしましょう。
やがて切り口から脇芽が両側に伸び始めます。摘心を繰り返すことで、木が上に成長するのを防ぎ、横に広がったユーカリらしい樹形に育てます。

 

ユーカリの「透かし剪定」

透かし剪定は、混み合った枝葉を取り除き、全体的にさっぱりさせる剪定方法です。仕上げたい樹形をイメージしながら、不要な部分を取り除きます。また、枯れ枝や元気のない枝も、同時に切り落とします。

 

透かし剪定をする場合は、葉や枝の付け根から切ってください。枝が密集している場所は、間引きをイメージし、向こう側が透けるくらいに枝を整理します。

 

ユーカリの剪定時期

ユーカリは、年に2回、最適な剪定時期があります。

 

◎ 春(3~5月ごろ)
◎ 秋(9~10月ごろ)

 

春は、これから樹木がぐんぐん成長する季節を迎えるタイミングです。剪定で受けたダメージも、夏の成長期に回復できます。
また、春に剪定しないと、夏に枝葉が育ちすぎ、重なり合って風通しが悪くなります。春の選定は、ぜひ実施してください。

 

秋は、夏に伸びきった枝葉を整理するために、剪定を行いましょう。冬の休眠期に向けて、病害虫がついていないか確認する目的もあります。

 

真夏と冬は、ユーカリの剪定を避けるべき時期です。暑さと寒さが樹木へのストレスとなっている中、さらに剪定で枝葉を少なくすると、ユーカリにストレスがかかりすぎ、最悪の場合枯れてしまいます。

 

ユーカリの剪定で注意したいポイント

ユーカリは、日本土着の樹木ではありません。気候風土が異なる場所から来ているために、剪定でも注意したいポイントがあります。
ユーカリを剪定する際の注意点を解説します。

 

よく切れる、清潔な道具を使う

ユーカリに限らず、剪定では良く切れる清潔な道具を使いましょう。汚れがついているノコギリやハサミで切ると、切り口から雑菌が入り、病気になったり、枯れてしまったりする場合があります。

剪定の前に道具を水洗いし、十分に乾かしてから使ってください。

 

大きな切り口には癒合剤を塗る

剪定の切り口は、いわば樹木の傷口です。大きな枝を落とした後の切り口は、面積も広く、傷みやすい状態。切り口を保護するため、癒合剤を塗っておくと安心です。
癒合剤はホームセンターやネット通販で購入できます。もっと手軽に済ませたい場合は、木工用ボンドを薄く塗る方法もあります。

 

時期を守り、確実に剪定する

ユーカリの剪定時期を守らないと、剪定で受けたダメージを回復しきれないまま夏や冬に入ってしまい、木が弱ります。その結果、全体的にひょろひょろした印象のユーカリになり、力強さや美しさを楽しめません。
また、剪定しないと樹木の大きさのわりに栄養が少ない状態になり、やはり枝が細くなります。

 

大きくなりすぎたユーカリは、プロに依頼する

ユーカリは、枝が多く、剪定に手間がかかります。さらに、植え付けから数年で5メートルを超える成長を見せるものもあり、気づいたときには手に負えなくなっているケースも、少なくありません。

 

一般の方が、安全に剪定できる高さは「身長+50センチ」程度といわれます。脚立に乗っての剪定は危険を伴うため、経験が少ない方は避けた方が無難です。

大きくなりすぎたユーカリの剪定は、プロの業者に依頼しましょう。希望の大きさや樹形を伝えれば、理想の姿に仕上げてもらえます。

 

ユーカリのさまざまな楽しみ方

大きくなりやすい点がデメリットとはいえ、ユーカリは庭を洗練された印象にしてくれる、人気の庭木です。そよそよと風に揺れる葉も可愛らしく、爽やかな香りも心を和ませてくれるもの。

そんなユーカリを、さまざまに楽しむヒントを紹介します。剪定で出た枝の活用法も、チェックしてみてください。

 

大きく育てないなら「鉢植え」で

あっという間に大きくなるユーカリ。ユーカリを楽しみたいけれど、住宅事情や生活スタイルの都合で、地植えは難しい人もいるでしょう。
そんなときは、鉢植えで楽しんでみませんか。ユーカリは丈夫で、鉢植えでも元気に育ちます。玄関先に置くと、小さなシンボルツリーとなってくれます。

 

鉢植えにするなら、素焼きの鉢がおすすめ。通気性が良く、根腐れを防げます。ただ、成長スピードが速いのは、鉢植えでも同様です。1〜2年に一度、植え替えを実施しましょう。植え替えは、剪定と同様に春や秋がおすすめです。
大きくしたい場合は、一回り大きな鉢に植え替えます。現状のサイズを維持したい場合は、根・枝をカットし、同じサイズの鉢に植え替えてください。

 

剪定で出たユーカリは、花瓶で生け花に

剪定で出た枝葉からきれいなものを選び、花瓶に生けて室内で楽しむ方法もおすすめです。ガラス製の花瓶を使うと、透け感がユーカリの清廉さを際立たせてくれます。
花瓶に入る部分の葉を落とし、数本まとめ、形を整えて生けましょう。新鮮なうちに生ければ、1〜2週間は楽しめます。水換えを頻繁に行い、水の腐敗や雑菌の繁殖を防ぐ切り花用延命剤を追加すれば、1か月ほど持つ場合もあります。

 

ユーカリのドライフラワーもおすすめ

葉の形が可愛らしいユーカリを、ドライフラワーにしてみませんか。剪定で出た枝から、使いやすい大きさのものを選び、乾かすだけです。
枝の下の方にある葉は、落としてください。数本まとめて紐で束ね、風通しの良い日陰に吊るします。室内に吊るせば、乾かしている間も、インテリアとして楽しめます。

通常、2週間ほどで完全に乾燥し、ドライフラワーが完成します。

新芽が多い部分は水分をたっぷり含んでおり、乾かす過程でしわしわになる可能性があります。美しいドライフラワーに仕上げるには、新芽を取り除くひと手間が大切です。

 

健康なユーカリを育てるポイント

ユーカリを日本の風土で健康に育てるためには、ちょっとしたコツが必要です。
健康で美しいユーカリを育てる秘訣を紹介します。

 

ユーカリが好む環境・土壌

ユーカリは、太陽がさんさんと降り注ぐオーストラリアが原産の植物です。日当たりの良い場所を好むため、半日以上は日の光が当たる場所が向いています。
一般的に庭木には厳しいといわれる、西日が当たる場所でも力強く育ちます。西側にある窓の外に植えると、葉が西日を遮り、天然のシェードとなってくれるでしょう。

 

ただし、ユーカリは、根を浅く張ります。強い風が当たり続ける場所は、倒れてしまうおそれがあります。

ユーカリが好む土壌は、水はけが良い土です。培養土を基本に、鹿沼土や赤玉土、パーライト等を混ぜこみます。水はけが悪い土や多湿の環境は、ユーカリに向いていません。

 

ユーカリの耐暑・耐寒性

ユーカリは、どの品種を選んでも、ある程度の耐暑・耐寒性を持っています。日本でよく見られるユーカリ品種の耐暑・耐寒性を、表にまとめました。

 

品種 耐暑 耐寒
ユーカリ・ポポラス 強い -6℃程度
グニーユーカリ 強い -5℃程度
ユーカリ・銀世界 普通 -12℃程度
レモンユーカリ 強い 0℃程度

 

ユーカリの多くは、関東以南なら地植えでの冬越しが可能です。

 

ユーカリの剪定にお困りなら、便利屋smile243にご相談ください

「大きくなりすぎた」「枝葉が混み合ってきて、手に負えない」、そんなユーカリがあれば、便利屋smile243にご相談ください。
便利屋smile243は、山口県柳井市・岩国市周辺に駆けつける、便利屋です。お庭の剪定から整備、害虫駆除、住宅の修繕、遺品整理まで、どのようなお困りごとも解決します。

作業前には現地を拝見し、見積もりを実施。金額と作業内容にご納得いただいてから、着手します。明瞭料金と親身なサービスを心がけており、高いリピート率を誇ります。

 

ご相談は、24時間365日受け付けています。まずはお気軽に、ユーカリの状態をお知らせください。剪定と同時に、他のお困りごとにも対応します。

 

まとめ

ユーカリはオーストラリア原産の植物です。丈夫で管理が容易なことから、シンボルツリーとしても人気があります。
ただ、生育旺盛なため、年に2回の剪定が必須。剪定を怠ると、数年のうちに5メートルを超える場合もあります。

 

ユーカリの剪定やお手入れに悩んだら、便利屋smile243にお問い合わせください。フットワーク軽く現地を訪問し、スピーディーにお見積もりをお出しします。

TOP