【材質別】ウッドデッキ掃除の基本とコツ｜再塗装の仕方や便利グッズも紹介

ウッドデッキは、外構でも人気の設備です。バーベキューを楽しんだり、ペットが日向ぼっこしたりと、活用法もさまざま。広いウッドデッキを配置し、セカンドリビングとして利用するご家庭もあります。

ただ、常に外気や直射日光にさらされるため、汚れやすいのが難点。使おうと思ったらほこりが溜まっていて驚いた、そんな経験がある人も多いのではないでしょうか。

今回はウッドデッキの掃除方法を、材質別に解説します。掃除のコツやあると便利なグッズの紹介、天然木ウッドデッキに欠かせない塗装メンテナンスのやり方までまとめています。
ウッドデッキをキレイに掃除し、気持ちよく使い続けるために、ぜひ最後までご覧ください。

 

ウッドデッキの汚れの正体

気づいたら、いつの間にか汚れているウッドデッキ。泥のついた靴で歩いた記憶もないのに、なぜ汚れるのでしょうか。

ウッドデッキ汚れの正体は、大半が土ぼこりです。ウッドデッキの表面には細かな凹凸があり、どこからともなく舞ってきた土ぼこりが付着します。
プランターを置いている場合は、プランターの土がこぼれ、ウッドデッキを汚す場合もあります。

バーベキューの油がはねて染みになったり、食べ物のカスが隅に溜まっていたり、さらに風通しが悪い場所にカビやコケが生えたりと、ウッドデッキは意外と汚れやすい場所です。

 

ウッドデッキの掃除方法

ウッドデッキの掃除方法は、ウッドデッキの材質によって変わります。天然木製と人工木製とに分け、掃除方法を解説します。

 

天然木ウッドデッキの掃除方法

天然木製ウッドデッキは、傷がつきやすい・水を吸いやすい性質を踏まえて掃除しましょう。

まず、ほうきとチリトリを使って、全体的に土ぼこりを取り除きます。その後、水で表面を濡らし、ブラシで頑固な汚れを落としてください。
油汚れは、台所用や住宅用の中性洗剤を使って落とし、十分に水で流します。
掃除の後はしっかり乾燥させます。そのため、天然木製ウッドデッキの掃除は、晴天が2〜3日続くタイミングで始めます。

また、天然木ウッドデッキは、定期的な塗装が必要です。塗装のやり方は、後ほど詳しく解説します。

 

人工木ウッドデッキの掃除方法

人工木のウッドデッキは、天然木より頑丈にできています。あまり気をつかわず、しっかり掃除しても問題ありません。

 

基本的な掃除の手順は、天然木のウッドデッキと同様です。全体的に土ぼこりを取り除き、水とブラシでキレイにします。中性洗剤の使用も、問題ありません。

掃除の後は日光に当て、水分を乾かします。

 

ウッドデッキの下も掃除しよう

ウッドデッキの上と同時に、下部の掃除もおすすめします。ウッドデッキの下には、落ち葉やゴミも溜まり、害虫・害獣が住みつく場合もあります。「見えないから」といって放置すると、気づいたころには手に負えなくなっている場合も少なくありません。

 

ウッドデッキ上部の掃除で水を撒く際は、先に下部をキレイにしておくと作業がスムーズです。

 

ウッドデッキ下部は、柄の長いほうきで落ち葉やゴミをかき出します。クモの巣が張っていたら、同時に取り除きましょう。
ウッドデッキの板にくっつくように、アシナガバチが巣を作っている場合もあります。注意して作業してください。

 

＜豆知識＞蜂の巣の除去方法 蜂の巣は、小さければ一般の方でも除去できます。 蜂用スプレーを、夕方から日没後2〜3時間の間に巣にたっぷり吹きかけます。蜂は日中活動する生き物です。明るい時間帯の作業は、巣に戻ってきた働き蜂から反撃されるおそれがあります。 辺りが暗くなると活動量が低下するため、比較的安全に作業できます。 ただし、刺されるおそれがゼロではありません。長袖・長ズボン、厚手のグローブ、蜂避けネットのついた帽子などで、身体を防護してから始めてください。 蜂の巣が大きい場合やスズメバチが巣を作っている場合、また蜂の巣の除去に不安がある場合はプロへの依頼がおすすめです。

 

天然木ウッドデッキはメンテナンスが必要

天然木のウッドデッキは、1〜2年に一度は塗装のやり直しが必要です。掃除をして表面がキレイになったタイミングで、塗装も施しておきましょう。

 

天然木ウッドデッキの塗料

天然木ウッドデッキに塗布する目的は、木材の保護と耐久性向上です。塗料も「防虫・防カビ・防腐効果」に注目して選びます。

ウッドデッキ用の塗料には、油性と水性の2種類があります。

 

	メリット	デメリット
油性塗料	・浸透性に優れている ・効果が長持ちする ・塗りやすい	・油性独特のにおいがある ・衣服につくと落ちにくい ・うすめる場合、専用のうすめ液が必要
水性塗料	・においが少ない ・水で薄められる ・使用後の道具を水洗いできる	・気温が低い日、雨の日の作業には向かない ・浸透性がやや低く、塗りにくい

 

それぞれの使用方法や価格を比較し、最適な商品を選んでください。
なお、2回目以降の塗布は、前回使った塗料と同じタイプを選ぶようにします。油と水は親和性が低いため、基本的に同じ塗料でなければ、キレイに塗れません。

 

天然木ウッドデッキの塗布手順

天然木ウッドデッキに塗料を塗る手順は、以下の通りです。

 

(1) 道具を揃える
└ 塗料、電動サンダー、ハケが必要
(2) 電動サンダーで表面を滑らかにする
(3) 水で流し、良く乾かす
(4) 塗料を塗り、十分に乾かす

 

天然木ウッドデッキは、定期的にメンテナンスしないと、あっという間に劣化します。忙しくて手が回らない、道具を揃えるのが面倒という場合は、便利屋サービス等への依頼がおすすめです。

 

ウッドデッキの掃除におすすめのグッズ

天然木・人工木とも、あると便利な掃除グッズを紹介します。

気軽に掃除できる道具を揃えれば、面倒なウッドデッキ掃除もルーティンに入れやすくなるでしょう。

 

自立するほうき・ちりとりセット

立つほうきチリトリセット（DY01）｜ニトリ公式通販

 

自立するほうきとちりとりのセットを、ウッドデッキの片隅に置いてみてください。わざわざほうきを持ってこなくても、外に出たついでに、リビング掃除のついでにウッドデッキをキレイにできます。

 

自立するタイプは、壁にフックを取り付ける必要がありません。外壁に穴を開けたくない人にもおすすめです。

 

玄関用ブラシ

玄関タイルブラシスポンジ つなぎ柄 ダークグレー DGY-IN｜アズマ工業

 

玄関タイルの掃除用につくられたブラシです。細かな毛がびっしり生えたスポンジが付属しており、ウッドデッキの木目に隠れた汚れも、しっかりかき出します。

水だけでもキレイになりますが、中性洗剤を併用するとウッドデッキがピカピカに！スポンジ部分が取り換え可能なタイプを選べば、長く使えます。

 

マジカルホーキ

マジカＲ(ル)ホーキ｜TAKAGI

 

ビニル製で2種類の硬さの毛が、カーブ状に取り付けられたほうきです。この独特の形状は、ウッドデッキ下の落ち葉をかき出すときに便利。適度にこしのある毛が落ち葉をしっかりとつかみます。

 

柄の長さは、96センチから最大150センチまで伸長します。手が届かない奥の落ち葉を掃除したい時に、ぜひ利用してみてください。人工芝やコンクリート、アスファルトの掃除にも活躍します。

 

高圧洗浄機

K2サイレント 自吸水道兼用セット（ボックス付き）｜KÄRCHER（ケルヒャー）

 

高圧洗浄機は、さまざまなタイプが販売されています。ウッドデッキの掃除用なら、動作音が静かなサイレントタイプがおすすめ。休日の昼間でも、騒音の心配が少なく掃除できます。

 

高圧洗浄機の頻繁な使用は、ウッドデッキの表面を傷める恐れがあります。年1回程度、頑固な汚れを落としたいときに使ってみてください。

 

ウッドデッキの掃除に使わない方が良いもの

ウッドデッキの掃除に使わない方が良いものは、「金属製ブラシ・たわし」「成分の強い洗剤」です。

 

金属製のブラシやたわしは、ウッドデッキの表面に細かな傷をつけるおそれがあります。風合いを損ね、カビや腐敗を招きやすくするため、避けましょう。

強い洗剤とは、トイレの黄ばみ落とし洗剤（強酸性）や、洗濯洗剤（強アルカリ性洗剤）、シンナー・ベンゼン（有機溶剤）などです。強い洗剤はウッドデッキ表面を傷めてしまいます。ウッドデッキの掃除には、中性洗剤を使うようにしましょう。

 

ウッドデッキの掃除・メンテナンスなら便利屋smile243にご相談ください

ウッドデッキは、こまめに掃除すると風合いや使いやすい状態を保てます。
とはいえ、ウッドデッキにまで掃除の手が回らない、という人も多いでしょう。また、ウッドデッキの面積が広くなるほど、手間も時間もかかります。

 

ウッドデッキの掃除や再塗装、メンテナンスにお困りなら、便利屋サービスを利用してみませんか。便利屋サービスなら掃除と同時に家のさまざまな困りごとを解決できます。

 

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便利屋smile243は、山口県岩国市・柳井市を中心にサービスを展開する便利屋です。

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